しかし、帰国後は締め切りに追われ取材ノートをパラパラと捲りながらキーボードを打ち続けると言う慌ただしい日々が続く。それは、それで旅をリフレイン出来るので楽しいのだが、まさに天国と地獄の往復チケットを手にしている様なものだ。
今回のディストネーション、ニューカレドニアは私にとって未知の領域であると同時に海域でもある。しかし、かつての『旅』を振り返ってみると、初めて訪れたエリアや幾度も荷をおろしたパラダイスにせよ訪れる度に波や人々、更には動物に至る迄まさに『旅』の醍醐味と言うに相応しい新たな出会いや発見がある。
サーファーにとって『旅』の最大の関心事は、何と言っても『波』。パラダイスウェーブへの期待と日常性から解放される喜びをサーフボードと共にケースに詰め込み、いざ『旅』へ!
しかし、ポイントガイドや雑誌を読みまくりデスティネーションの気候やタイダルコンディション等を入念にチェックしたにも関わらず、思わずガッカリと言う事もしばしば。勿論、その逆もある。自然を相手にしているのだから、行ってみなければ解らないのがサーフトリップだ。しかし、『波』が無ければ折角のトリップがオジャンなんて言うのは、愚の骨頂。場所に依ってはポイントに到着する迄車で悪路を何時間も走り、ボートでアウターリーフへ向かったり、ボートトリップにおいては何日間にも及ぶ海上生活が強いられる。
要するに貴重な時間をやり繰りし、大切なお金を使い非日常性を手に入れたのだから、その至福の時を大いに楽しみリラックスしなければ損と言う事だ。波だけに捕われず、訪れた国々の文化やライフスタイル、食文化に至る迄、自分を取り巻く環境の全てを謳歌し、人や自然とのコミュニケーションを育む。時には『極上の波』を見て楽しむ位の余裕があっても良い。
この余裕こそが『旅』を一層楽しくする秘訣であり『旅の達人』のなせる技なのだ。『未知の波』を追い求めつつも、決してあくせくする事無く快適なビーチライフを送るのがスタンダードでラグジュアリーな『大人のサーフトリップ』なのだ。Bon Voyage!
Riku
P.S.:今回が初めてのブログですが、毎回適当な話題を見繕い旅のよもやま話をお届けします。暇な時やストレスが溜まった時には是非立ち寄って下さい!別項にて旅のQ&Aコーナーもご用意しています。 |