地元の人々からは今回の津波は広島原爆以上だといたる所で耳にしました。私は広島原爆を体験した訳ではありませんが、その光景と異臭で悲しさが押し寄せ自然と目頭を熱くしていました。
お昼過ぎ、何人かのローカルサーファーの出迎えを受けて、目的地に着きました。ビーチに出てみると、いつもはサーファーやリゾート客で賑わっているビーチの面影はなく、静けさの中に波のリズムが心地よく耳に入ってきました。

早速、ビーチやゴールロードを歩きながら津波の被害を確認したり下手な英語で話かけたりしながら、ビデオや写真を撮りました。初日は地元の人たちもこいつ何者だという目つきでしたが、3日目あたりには私に手を振ってくれ、気軽に話をしてくれました。
ヒッカドゥアは一部に建物の崩壊がありますが、全体としてのダメージは思ったより少なく、ホテルのプール周りなどが被害を受けている状況で2月上旬には再オープンするとの話でした。レストランも80%位は営業しています。
ビーチではなんと3人のかわいい日本人の女の子サーファーに出会いました。Tさんは12月から1人でヒッカドゥアに入って波乗りを楽しんでいました。津波を体験(ホテルの3階部屋宿泊で無事)した数少ない日本人の1人です。ほかの2人はOさんとSさんで1月始めにヒッカドゥアに入り、ボディーボードを楽しんでいました。スウェーデンや他の国から来たサーファーにも会いましたが、日本男児のサーファーが居ないのが残念でした。

オーナーの、通称マンボーは被害のひどいアルガンベイ(東海岸)で、スタッフを10名ほど引き連れて、外国からのボランティアと共に復興に尽力していました。夜、食事をしながら、アルガンベイの復興や今後の観光ビジネスについて、いつも以上に多弁なマンボーの話を聞き力強い安心感を受けました。彼の話では今シーズン、アルガンベイのサーフィン再開に向けて、順調に環境などの復興は進んおり日本のサーファーの皆様によろしく伝えて欲しいとのメッセージでした。
ゴールからヤーラ国立公園にかけては被害もひどくパキスタン、中国、インド、米国などの政府援助隊を数多く見かけました。でも人々は復興に向け、小さな手にも大きな手にもスコップを持ち少しずついつもの生活に戻ろうとしています。ヒッカドゥアの店主は今欲しいのは1人でも多くの観光客だと声を大きくして私に訴えかけていました。また心配した感染症が発生していない事には正直私も安心しました。
スリランカを愛する皆様、是非この機会にこそ『光り輝く島』スリランカを訪れていただき心と心が通じる素晴らしい旅を楽しいんでいただければと思います。
サンライズワールド
代表取締役 小室 純 |