アジアやミクロネシア、メラネシアそしてペルーで素晴らしい波に出会って来たことは当然のこととして、旅の原動力となっているのはその国の文化や民族に対する好奇心だと言える。
自分のカラダに異国のDNAが流れミックスとして育った僕は、貿易商だった祖父の影響もあってかかなり小さい頃より外国やガイジンに興味があった。早くにしてサーフィンと出会った事によりその興味は、自然と海洋民族のカルチャーやライフスタイルへと移って行った。
始めてバリへ出掛け本物のイカットや様々な部族の装飾品、ラタンマットに貝や絵図を描いた海図そしてバスケット等の生活用具のアンティックを目の当たりにした事でその興味は更に募り、後に東南アジアの少数民族のカルチャーをテーマにしたギャラリーでの仕事を得る迄に至った。
このときは、インドネシアの民族衣装のイカットつまり絣の布を中心に扱っていたのだが、島事に独特なモチーフが描かれた絣こそが黒潮文化圏を語るのに最適な代物なのだ。何故かと言うと絣のルーツは、マダガスカルに端を発しカヌーを使い黒潮に乗った民族の海洋移動に伴いインドネシア、フィリピン、
台湾、沖縄へと伝わりインドネシアのヌサテンガラ諸島ターニバル島でその終止符が打たれている。そこから先のミクロネシやポリネシア、メラネシに至っては木の皮をたたいき繊維を絡め延ばしたタパとなっている。
当然文化の伝達には言葉が伴いインドネシア語でミックスを意味するチャンプルーと言う言葉は沖縄に伝わり本土で言うチャンポンとなっているのだ。ちなみにネシアとは島を意味しインドネシアは、インドを
ルーツとするヒンドゥー文化圏つまり印度の島々からインドネシアと呼ばれミクロネシアは小さい島々、ポリネシアは沢山の島、そしてメラネシアはそこに住むネグロイト系の民族から黒い島と言われている。そして極東の島国日本は、チャンプルー文化の国ジャポネシアなのだ。
Have a enjoy your surf trip! チャオ。Riku |