言ってしまえばたかがお土産だが、実はこれこそが旅の達人の腕のみせどころなのだ。
ペルー、スリランカへの旅を共にした抱保徳氏と先日もそんなおみやげ談義でかなり盛り上がったのだった。前回の対談のなかで『旅慣れたせいか地球が小さく感じる』という下りがあったが、これを言い換えると旅そのものが日常性を帯び始めて来た、と言うことになる。そうなると旅のお土産選びにも変化が生じてくるのだ。
どう変化して来るのかと言うと、出来るだけ旅先でのリアリティーを持ち帰り皆にシェアーしたいと言う気持ちがわき起こり、ローカル御用達のスパーマーケットやショッピングモールへと足を運び石けん、ハーブオイルやハミガキ粉から洗濯機に入れる柔軟剤、フライパンと言った日用雑貨や食料品等の実用性に富んだものを買い込むことになる。
そうすると帰ってからもそれらのものを棚に並べ使うことに依って周辺のビジュアルも変わり生活にチョットした旅が舞い込み、受け取る人にも旅のリアリティーを感じてもらえる楽しさがある。実際にこうした生活雑貨や食料品を通してその国のライフスタイルや食文化を知ることができるのだ。
そう言えば達人とペルーの首都リマのスパーマーケットで棚に並んだコカティーを買い占めたことがあった様なきおくがある。我々の本当の正体は、サーファーを装ったショッピングマニアなのだ。
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